★古代 6000年〜3000年くらい前 館崎や館古から発掘された土器は縄文前期から中期の頃のもの。
海で魚を獲るために使ったと思われる石のおもり(石錘)も見つかっています。
古代からこの地に住んでいた人々と海との関わりを示していますね。
★中世 文治5年(1189)
福島町の開基
奥州藤原氏の残党が流入したという記録が残っており、この年が福島町の開基の年とされています。
→義経伝説
  文安2年(1445) 津軽・根っ子村の漁夫、馬之助が白符村で網を使ってニシン漁をし、北海道ニシン漁のはじまりとなりました。
  明応元年(1492) 月ノ崎神社(現在の月崎神社)、火事で消失。
ここに祭られているいる月夜見命(つきよみのみこと)は、農漁を教え伝える神様です。
  永禄2年(1559) 戸門治兵衛、月ノ崎神社の境内に八雲神社を建立。
  天正元年(1573) 常磐井家の祖、常磐井治部大輔藤原武衡(たけひら)等、折加内村に定着。
★近世 元和2年(1616) 松前藩主公広が千軒岳で砂金採取事業を開始。道内初の金山ができました☆
  元和6年(1620) イエズス会のカルワーリュ神父、第1回目の蝦夷地渡航。千軒岳金山のキリシタン宗徒にミサを行ないました。
  寛永元年(1624) 村の名称が折加内村から福島村となる。
  寛永16年(1639) 大澤および千軒の金山の砂金掘り人だったキリシタン宗の男女106名が、キリスト教弾圧によって処刑されてしまいました…。・°°・(>_<)・°°・。金山にとって大打撃となりました。
→蝦夷キリシタン殉教の地
  寛文2年(1662)

松前神楽の前身となる御神楽が行なわれる。つまり、松前神楽発祥の地は福島町ということですね!
→松前神楽

  寛文6年(1666) 白符神明社 創建。境内の檜は樹齢300年の記念樹です。
→白符荒馬踊り
  寛文9年(1669) シャクシャインの乱が起こる。
  元文4年(1739) 松前藩が福島村で初の公営造田を行ない、本格的な稲作の事業地となりました。なかなかうまくは行かなかったんですが…。
白符村と宮歌村、村境で争いになる。
  安永元年(1772) 釜谷(塩釜)神社建立。イワシ漁のため塩の需要が多くなったので、釜谷(字塩釜)で製塩が盛んに行なわれるようになりました。
  文化4年(1824) 福島神社、火災で消失。
  文政7年(1824) ロシアから帰国した中川五郎治により、日本最初の種痘が行なわれ、天然痘の予防ができるように!
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  天保3年(1832) 津軽海峡に外国船出没のため、福島神明社台地脇に砲台が設置されました。
吉岡港に北海道初の灯台もできました。
★幕末〜明治維新明治元年 明治元年(1868) 開拓使によって蝦夷地の国郡が制定、当地方は渡島国に所属、福島郡が誕生となりました。
  明治4年(1871) 廃藩置県により、松前家が北海道から撤退。
松前藩は館県と呼ばれるようになります。
9月9日、福島・津軽・桧山・爾志の四郡管下はすべて弘前県の管轄下に。
その後青森県となったため、当地は明治5年9月まで、青森県福島郡福島村と呼ばれていました。
青森県…今になってみると不思議な感じがしますね。
  明治7年(1874) 津軽海峡の海底を通じて、通信ケーブルが上陸。東京−札幌間に初開通です!
★現代 昭和17年(1942) 福島村字地名改正。
  昭和27年(1952) 松前神楽、福島町無形文化財に指定。
  昭和30年(1955) 福島町と吉岡村が合併し「福島町」に。新しい福島町の誕生です。
  昭和33年(1958) 松前神楽が北海道無形文化財に指定されました。町同福島岩部線開通。
  昭和43年(1968) 松前矢越道立自然公園指定される。8月集中豪雨により災害救助法発動。
福島大神宮祭礼行列及び白符荒馬踊を町無形民族資料に指定。 
  昭和63年(1988)

青函トンネル完成。
( ^-^)ノ∠※PON!。.:*:・'°☆。.:*:・'°★°'・:*オメデトウ!